にじめめ

平成21年、23年、令和元年生まれの、年の差兄弟の育児&主婦の日常

すべてが幸せなマタニティーライフではない。今振り返っても、人生の大仕事をしたんだと思う。第一子のマタニティーライフ

幼馴染が最近出産しました!
その事実を知ったのはフェイスブックからでした。
妊娠していることも知らなかったのでとても驚いたのですが・・・。
どうやら彼女のマタニティーライフは壮絶だったようで、
切迫流産に、切迫早産・・・・
長い入院生活を乗り越えての出産だったことを知りました。

妊婦さんは幸せオーラ全開なイメージ
自分も妊娠をするまでは妊婦さんを見て
”幸せそ~” ”いいなぁ~” ”早く私もママになりたいな~”
なんて思うことしかありませんでした。

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第一子のマタニティーライフはこんな感じ
初めての妊娠にとまどいつつも、
妊娠を知った時は、自然と涙がでるほど感動。
そしてその日から無意識で、まだ何も変化のないお腹を守っていました。

これからくるであろう体の変化に、不安だったことも事実です。
つわりはどのくらい辛いのか?
まずはこの問題と向き合うことになります。

生理が1週間遅れたころからそれは始まりました。

≪臭いに敏感になる≫
・朝起きて、炊きたてのご飯にウッとなる。
・生ごみがいつもの数倍臭う。
・人の香水が苦手になる。
・柔軟剤がダメになる。
・大好きだったアロマも不快に感じる

とにかく臭いがダメになったので、
外出が本当に苦痛でした。
今まで臭わなかったような臭いがすべて感じるようになるのです。

24時間ずーっと永遠に”気持が悪い”
いつ戻してもおかしくない状況。
しかし私には”嘔吐恐怖症”(※別記事に書きます)
という、やっかいなものが付きまとっていたので、
精神的にも相当なダメージを食らった時期です。

だいたい一番辛かった時期は、
6週~20週ころあたりでしょうか。
ピークは10週くらいだったんですけど、
スッキリしていたわけではなく、
ムカムカは長かったです。

「終りが来る」
自分に言い聞かせて乗り越えるしかありませんでした。
それでも楽な日というのが存在して、
つわりの終わりを感じるのですが、
次の日は過去最低に調子が悪かったり・・・
つわりには波があるように感じました。

でもね、「つわりがあるから妊娠が怖い」
なんて思っていた過去の自分はどこへやら・・・
と思うほど、一日一日強くなっていく自分がいたんです。
お腹には小さな命が宿っているんだ!
そう思うと、クヨクヨしてばかりはいられなくて
頑張ろう!って思えるんです。
母は強し!きっとこの頃から母は強いんだと思います。

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「自分にしか守れない命」

これに尽きます。
お腹の子にとって頼れるのは母親ただ一人・・・
生まれてきたことをイメージして乗り越えます。

結果、つわりでは吐かなかった!
同じ嘔吐恐怖症を持つ方には朗報なんじゃないでしょうか!?
めちゃくちゃ気持悪くても吐くことはなかったんです。
これで妊娠を迷っているなら、ぜひチャレンジしてもらいたいです。
吐かないつわりならラッキー!

気持が悪くなる前に、空腹になる前に、
何かを口に入れておくんです。これがつわりのコツ!

気持悪いから食べる。
病気とは間逆がつわりには通用しちゃいます。
食べるとスーッとムカムカが消えていきます。
不思議ですよね。

次に起こった試練【切迫流産】
8週頃に突然出血がありました
鮮血ではなく、茶色の出血です。

全体の約3割近くの方が経験をするという、
あまり珍しいことではないようですが、
安心なものと危険な場合もあるので病院受診は必要です。

私の場合は、【切迫流産で1週間の自宅安静】の指示がでました。
当時、臨時職員をしていた私は職場に伝えてお休みをさせてもらいました。
※無理は禁物。

出血の種類
茶色・・・古い出血
鮮血・・・新しい出血
鮮血の場合は、今もどこかで出血している状態なので
注意が必要です。病院を受診しましょう。

その後は症状も落ち着き、無事に妊娠の継続ができました。

最大の試練?【心臓に水が溜る】
妊娠中期からありえないくらいに息切れをするようになりました。
当時は2階のアパートに住んでいたのですが、
踊り場で休憩をしないと自分の部屋までの階段を登り切れなかったのです。
初めての妊娠だったので、こういうこともあるのかと思いましたが、
友達に聞いても同じ経験をした人は少なかったので、
念のため病院を受診することにしました。

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原因はわからなかった・・・
結局心臓に溜った水の原因はわかりませんでした。
お医者さんからは、妊娠という変化に体がついていけなかったのではないかということでした。
産後に心臓の経過を診てもらいましたが、
無事に元の状態に戻っていました。

自分は死んでしまうのではないかと思ったほど、
とても辛かった時期です。

こんな自分が情けなかった。
周りの妊婦さんは健康な方が多かったし、
仕事も臨月まで続けていたり、旅行へでかけたり、
マタニティーライフを送っている人ばかりでした。

後で思うことだけれど、
人と比べる必要は全くなかったなーと。
一人ひとり違って当たり前だった。
無事に出産をして、子育てをしている今は、そう思います。

まとめ
人それぞれのマタニティーライフがあるのだと思います。
いつも笑ってキラキラしている妊婦さんにも
実はとても辛い思いをしていた、している場合もあります。
妊娠は女性にとって間違いなく人生の一大事です!
今回、幼馴染の壮絶なマタニティーライフを知って、
自分の体験を含め、感じたことを書かせてもらいました!
この記事が少しでも妊婦さんに役立ってもらえたら嬉しいです。


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